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ゼロゼロ物件の注意点2013real estate

ゼロゼロ物件の注意点 2013

ゼロゼロ物件とは、礼金0、敷金0の物件の事です。
長引く不況の中で急速に数を増やしており、契約時には仲介手数料、前家賃、火災保険料、共益費などの僅かな初期費用で入居が可能です。しかし、保証人の他に保証会社に入る事を条件にしている物件もあり、家賃を滞納した時の担保や退去時の原状回復費用に充てられる敷金の預け入れがないという事は、滞納した時や退去時の事も頭に入れておく必要があり、注意すべき点も多くあります。

1. 前家賃、火災保険料、共益費の他に余分な費用が掛らないか確認しましょう。本来貸主が負担すべき鍵の交換費用などを借主が負担するような物件もあります。

2. 家賃が割高ではないか、必ず同等の賃貸物件の地域相場を確認しましょう。

3. 契約書は隅々まで確認し、不明な点や納得がいかない点があれば納得してから契約をしましょう。

4. 家賃を一日遅れるだけで法外な違約金を請求されたり、短期間で退去した場合、家賃の1〜2カ月分を違約金として請求される事もあります。忙しくて家賃の支払いを忘れてしまう事があるかも知れません。これらの時の対応方法も必ず確認しておきましょう。

5. 退去時に法外な修理費を請求される事もあります。可能であれば過去にトラブルがないか貸主の情報をネットで調べておくと安心です。入居者の使い方が悪くて高額な請求をされた場合は、完全に本人の責任です。綺麗に使う自信のない人は、退室時にある程度の原状回復費用が請求される事は頭に入れておきましょう。

注意すべき点も多いゼロゼロ物件ですが、中にはお得な物件もあります。
敷金・礼金をゼロにしてでも早く入居者を確保したいと考える大家さんも増えており、何らかの理由(駅から遠い、古い、狭い)で人気のない物件でも、本人にとって問題がなければお得な掘り出し物のゼロゼロ物件といえます。大家さんの立場から考えると、家賃の滞納に備える敷金がない分、リスクが高く、入居者もその事を良く理解して配慮する必要があります。

<不動産仲介手数料>
宅建業者に不動産を仲介してもらった時に支払う手数料。
上限は宅建業法に以下の通りに定められています。

【賃貸】
依頼者双方から合計で家賃の一カ月以内とその消費税(特別の承諾があれば別)

▼Web時代の、お部屋探し

お部屋探しには、インターネットを利用される方が多いのではないでしょうか。
インターネットの情報には、さまざまな賃貸のポータルサイト情報があふれています。
大まかに分けると、不動産仲介業者・不動産広告・所有者(大家)等が情報の提供者です。一般に不動産仲介業者は、不動産手数料が必要です。不動産広告は、あくまで広告ですので所有者または管理者と直接交渉をする必要があります。所有者の広告は、原則手数料等は不要です。
不動産仲介業者には、登録番号があります。(番号)が古いものが長年営業をしてきた証です。

▼4〜5月のお部屋探し

一般的に引越しシーズンは、11月〜12月、3月〜4月の年2回と言われています。
オフシーズン中は、出回っている物件数は少ないものの探している人も少ない為、条件の良い物件でも長期間残っている事があり、シーズン明け直ぐの4月〜5月は特に家賃交渉がし易い傾向にあります。
同じシーズン明けでも1月〜は次のシーズン(3月〜4月)までそれほど時間がない為、値下げはあまり期待できません。
学生専用物件は、進路変更等でシーズン終わりギリギリにキャンセルが発生する事もあります。一時期満室になっていても4月〜5月に空室が発生している物件もあり、例外なく家賃交渉がし易い傾向にあります。

▼違約金って、何?

違約金とは、債務の不履行があった場合に相手方に支払う金銭を指します。
学生会館では、性質上、3~4月の入学シーズンを逃すと次の年まで新入居者は見込めません。その為、退室期間を2月末~3月末頃に設けて、それ以外の期間に退室をする場合は、中途退室として違約金が発生する事もあります。違約金やその他の契約内容については、全て契約書に記載されています。契約前に必ず良く読んで理解しておきましょう。

▼契約書を確認しよう

賃貸契約を結ぶ際は、契約内容を明確にするために賃貸借契約書が作成されます。
面倒でも必ず全てに目を通し、疑問があれば契約前に解決しておきましょう。
契約書をよく確認しておかないと、契約後や退室時に貸主・借主双方の意見が食い違いトラブルになるケースも考えられ、特に退室時の敷金の返金については多くのトラブルが報告されているので契約前に必ず明確にしておく必要があります。

▼学生賃貸、キャンセル物件はお得

一般の賃貸物件であれば手付金を支払いした後でも正式に契約を結ぶ前であればキャンセル及び手付金の返還をしてもえるのが一般的ですが、学生賃貸のような一定の時期にしか入居が見込めない特殊な物件の場合、キャンセル時に手付金を返金しないとしている物件も珍しくありません。
卒入学時期を逃すとその一年は入居者が見込みづらくなる為、嫌がらせなどを防止する目的もあり、このような物件では、次にその部屋を契約する人にキャンセル還元として前の人が支払った手付金の一部を割引してもらえるケースもあります。
進学先の変更などで学生賃貸は3月末まで予約の変動が目まぐるしくあります。運良くキャンセル物件で気に入った部屋があればお得です。

▼弊社の業務内容

有限会社恵住宅サービスは、管理業務と不動産関連情報を発信する会社です。不動産仲介業務は行っておりません。したがって、不動産仲介手数料は不要です。

▼お知らせ

弊社は、フローレンスマンションの章栄不動産とは、資本・取引等はございません。また、工藤建設とも関係はございません。